全品天然木・本漆塗です。
自然の香りをお楽しみ下さい。


[ 川連漆器の特徴 ]
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奥羽山脈のブナや朴、栃、欅を用いて作られる、
秋田ならではの伝統工芸品です。

■製造工程
 原 木 
二年から三年寝かせて自然乾燥させる。
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 木取り 
用材の節、損傷部分などをさけて、大体の寸法に切る。
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 荒挽き 
合型を取付けたロクロで内外両面をおおまかに挽き上げる。
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 乾 燥 
煮沸後、廃材利用の循環方式により1ヶ月間、燻煙乾燥を行う。
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仕上げ挽き
ロクロの台座に取付けた合型に添って鉋を移動し挽き上げる。
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 渋下地 

 蒔 地 

漆本下地
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 中 塗 
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 上 塗 
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 蒔 絵 

 沈 金 
漆を塗った上に金銀粉又は、色粉を蒔きつけて絵模様を表す。

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■製法の特徴
 
 漆器作りは、主に木地作り、下地作り、塗り、加飾と4つの工程から成ります。とくに下地作りは、木地を丈夫にする大切な作業で、一般的に丈夫な漆器には「本堅地」や「渋下地」の下地法が用いられています。本堅地は、生漆に水で練った地の粉という土の粉を混ぜたものを塗り、乾いたら研ぎ、また塗るという作業を繰り返すもの。一方、渋下地は、生漆の代わりに柿渋汁、地の粉の代わりに炭粉を使うもので、本堅地より値段を抑えることができます。
 
 川連漆器(かわつらしっき)の下地法は、渋下地の中でも特にその丈夫さから「堅地仕上げ」といわれている技法。柿渋汁にホウやヤナギなどを焼いた炭粉を混ぜたものを塗り、乾いたら研ぎ、続いて生漆を塗る、という「地塗り」を数回繰り返すもの。水を一切使わないため、木地がゆがみにくく、本堅地に並ぶ丈夫な下地になります。
 ふだん使いするには、丈夫で使い勝手が良く、さらに手ごろな値段であることも大切。「堅地仕上げ」は、川連の作り手たちのそうした漆器作りの姿勢を象徴しています。
 
 地塗りの後は、中塗、上塗を6〜7回繰り返して完成となりますが、仕上げには「花塗」と「呂色塗」の2種類の技法が用いられます。花塗は油分を含んだ朱漆か黒漆を塗り、そのまま乾燥して仕上げる方法で、しっとりと美しいツヤが得られます。呂色塗は油分を含まない黒漆を塗り、乾燥後に磨いてツヤを出す方法。川連の呂色塗は、下塗や中塗に生漆から水分を取り除いた素黒目漆を塗るため、研ぎすまされた中にも、どことなくやわらかな雰囲気が漂います。
 
 美しい塗り肌の無地の製品を中心に、蒔絵や沈金を施した華麗な製品、現代感覚のイタリアデザイン漆器など、日常生活に潤いを与える川連漆器の豊かな世界を味わってください。

秋田県湯沢市川連町
■川連漆器の歴史
 
 川連漆器の産地は、秋田県の南端、奥羽山脈の西麓にひらける湯沢市川連町。日本三大うどんの一つ・稲庭うどんの産地でもあります。
 今から八百年前の鎌倉時代(1193)、稲庭城主だった小野寺重道の弟、道矩が、この地の豊富な木材と漆を利用して、家臣に内職として武具に漆を塗らせたのが始まりと言われています。
 本格的に漆器作りが始まったのは元和(1615)から元禄にかけての頃で、椀師稼業の記録が残されています。江戸時代中期(1815)になると、他国にも販路が開かれ、以来、藩の保護政策のもとに椀や膳、盆、重箱など幅広い漆器が作られるようになりました。
 堅牢で実用的、かつ手ごろな値段という、誠実な漆器作りを続けることで、一歩一歩着実に信頼度を高め、昭和51年12月、川連漆器は国の伝統的工芸品に指定されました。現在も川連町には、二百近い製造業者が軒を連ね、活気あふれる産地として成長を続けています。
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