




【玉の大きさ】
花火には、さまざまな分類方法がありますが、その中に、玉の大きさによる分類があります。ふつう、日本では尺貫法の寸(1寸=約3.3センチ)を基準とし、直径が3寸なら3号玉、1尺なら10号玉と言います。しかし、実際は、3号なら3寸(9センチ)というわけではなく、3寸の筒で打ち上げられます。3号玉が開いたときの大きさは直径60メートル、10号玉だと直径320メートルにもおよびます。
【花火の打ち上げ方】
打ち上げにも、いろいろな方法があります。単打ち(玉を一発ずつ打ち上げる)、早打ち(一本の筒から連続で25玉程を打ち上げる)、連発(筒をたくさん並べて導火線で次々と点火し、連続で打つ。スターマイン)、重ね打ち(1本の筒に2個以上の玉を入れて同時に打つ)、対打ち(2本の筒から同時に打つ)、他に、アメリカで採用されているロングヒューズ方式があります。
この中で、早打ちは日本独特の打ち上げ方法です。頑丈な鉄筒の底部に炭火で真っ赤に焼いた鉄片(焼金)を入れ、その鉄片の上に打ち上げ火薬を取り付けた「早打ち玉」を落とすのです。火薬に火がつき飛びあがったら、すぐにまた次の玉を落とす、という方法で1本の筒を使い、たくさんの玉を連続して打ち上げられます。
【花火の音】
「腹に響くようなあの音がたまらない」などという話もよく聞きますが、その通り、花火には音がつきものです。筒から玉を打ち上げるときの音(=発射音)、玉が上空で開くときの音(=開発音)。また、花火の種類によっては、菊の花弁の先で消えるときにパリパリと鳴る「先割の音」、ピューという音がする「笛花火」、ブーッという噴射音を鳴らす「蜂花火」など。他にも、雷(らい=音花火)という、信号に用いる花火があります。運動会の日などに鳴るものがそうです。発音のリズム(時間差)や音の高低は、導火線の長さや発音薬の材質、量、また、原料のアルミニウムの粒度・純度によって調整されます。このような性質を利用し、「ドンドンパンパン、ドンパンパン」という、秋田の有名な民謡を夜空に響かせた花火師もいます。

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大曲の花火
文と構成/LDT(秋田県大仙市)
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秋田・川連漆器
(かわつらしっき)



イタリアデザインの川連漆器



角館の樺細工(桜皮細工) |