背景:観光山ぶっつけ
初秋の夜を熱くする角館祭り。神明社と薬師堂の祭りを併せ、毎年9月7・8・9日に行われる。18基の曳山(ひきやま)が練り歩き、初日の7日は神明社参詣、8日は佐竹邸上覧、9日に薬師堂を参拝する。この時、路上で曳山同士がかちあうと通行の優先権をめぐる交渉があり、決裂すれば押し通ることになる。約5トンの曳山が激突する「山ぶっつけ」である。9日深夜から朝け方にかけてが最高潮で、けたたましい「けんか囃子」の演奏とともに、迫力ある展開が繰り広げられる。
文と構成/LDT