ヤマの曵き回しは、9月7日夕刻から神明社参詣、8日午後から佐竹邸上覧、9日夕刻から薬師さま参詣というのが原則である。これら3ケ所についてはどんな事情があろうと参詣できなければ、翌年その丁内からはヤマを出せないルールになっている。しかし参詣の日程は山ぶっつけとの関係で、8日のうちに薬師参詣をすませてしまうヤマも多い。
参詣を終えるとヤマの行動は制約されず、18基のヤマは横町十字路、立町十字路を中心に町中の至る所に散らばり、各ヤマの動きを読みながら作戦を練る。宿敵のヤマを有利な位置でとらえ、交渉、駆け引きを経て激しい山ぶっつけの本番がはじまる。兄弟ヤマ同士で挟み打ちにしたり、2基のヤマでぶつかったり、人手を貸すこともある。相手のヤマの上に乗っかって押したほうを勝ちとし、その勝敗は翌年まで尾をひく程、その丁内意識・対抗意識は半端ではない。
神事としての諸行事はしっかり守り、バトルゲームも展開する。そこに角館祭りの面白さがある。
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