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角館はしばしば火災の発生で多くの家屋が類焼した。特に明治33年の大火では262戸を失くすが、このとき、東勝楽町で焼失を免れたのが岩橋家と河原田家。岩橋家の屋根は、もとは萱葺きだったが、明治30年頃に木羽葺きに替えたおかげで、大火でも焼けなかったといわれている。以後、内町の屋敷は木羽葺き屋根が主流となった。 屋敷内には栗、赤松、山モミジなどの樹木が多く、なかでも樹齢250〜260年と推定される柏の巨木は、秋田県内でも非常に珍しいといわれている。 岩橋家は会津からの芦名氏譜代の家臣だが、主家の浮沈の運命に翻弄されながら、佐竹北家の組下となった。禄高も減少したが、屋敷の広さはほとんど変化しておらず、上級武士の家の様式をとどめている。 角館町東勝楽丁3-1 [無料公開] |