山形緞通スペシャルショップ
LDT タケダデザイン

手織じゅうたん

山形緞通(やまがた だんつう)

スタイルガイド1 山形緞通とは

山形緞通の歴史

かって、染色の町として栄えた山形県山辺町。当時女性の働く場は少なく、地域再生のため、じゅうたんづくりを産業として広めていきたいという思いから、創業者・渡辺順之助は「ニッポン絨毯製造所」を創設しました。昭和10年、シルクロードを渡った織物技術を学ぶため、中国から技術者を招き、それから、素足の生活様式に合わせ、独自のものづくりを続けてきました。

山形だんつう 工場
手織じゅうたん

じゅうたんをつくる

足もとからのおもてなしをしたいという先人の思いと織物の技術を受け継ぎ、山形緞通のじゅうたんは、糸づくりから、染め、織り、アフターケアまで、すべて一貫生産でつくられます。
ひとつひとつ、丹念に。
そのじゅうたんには、職人の技術と思いが込められています。

じゅうたんづくりの工程

1)デザイン作成
さまざまな住空間、用途に合わせ、デザインの原画を作成します。(オーダーメイドを希望される場合も図案のご提案いたします。)

2)紡ぎ(糸準備)
原料の羊毛は、主にニュージーランド産とイギリス産の羊毛です。剛直性、弾性、柔軟性に分類し、製品に合わせブレンドされた羊毛を選びます。

3)色の調合・試験染め
じゅうたんの柄を細やかに表現するため、色を調合します。耐摩耗・耐光テストを繰り返し、原画に合わせ、的確な色をつくり出します。

4)本染め
試験染めの後は、5時間程かけ、本染めに入ります。山形緞通はこれまで染めた2万色程の糸をストックしており、表現に合わせて使い分けています。

5)手織り
細かな設計図をもとに縦糸に糸を結びカット。この作業を繰り返し、専用の道具で織り目の密度を一定に整えます。1日に織り上げられる長さは7㎝程度。その積み重ねでじゅうたんが出来上がります。

6)手刺し(てさし)
図案に合わせ、フックガンという工具で織る技法。手織に比べ、制作時間を短縮できますが、的確に柄を表現するためには打ち込む力やバランスを均一に保つ技術が必要です。

7)シャーリング(表面仕上げ)
じゅうたんの表面を均一にするため、カットする加工。芝刈りのような専用機械で表面を切り揃えていくと、柄が鮮やかになります。

8)カービング(浮彫り)
模様の輪郭を浮出たせたり、立体的に見せるための加工。角度や向きを変えながら、電動ハサミを操るためには職人の技術が必要です。

9)マーセライズ(艶出し加工)
じゅうたんに艶を出すための加工。独自に開発した特殊な液に浸し、丁寧にブラッシングすることで、繊維が柔らかくなり、艶やかに光ります

10)じゅうたん完成
糸から始まったじゅうたんは、職人の手から手に渡り、多くの工程を経て、出来上がります。
じゅうたんに命が吹き込まれる瞬間です。

インテリアショップ森の恵み
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chair : 天童木工イージーチェア